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東西南北

2007年6月28日付け

 ペルナンブッコ州で、農村労働者満載のトラックが横転した。救援に急きょ派遣された医師のヴァレンサ州議(ブラジル民主運動党=PMDB)が、陣頭指揮を取った。
医「これは手術へ。あれには赤チンを。これは死んでラー。もうダメだ」
死「ドクター。私は、まだ生きてますヨ」
医「もう死亡証明書にサインしたから、遅いヨ」
死「そりゃーひどいヨ」
医「ウルサイッ。ヴァレンサ州議は名医であることを知らないのか」
     ◎
 連邦直轄区検察局と市警は、サンパウロ州州立銀行ノッサ・カイシャ内に公金を横流ししていたグループが存在すると発表した。検察と市警は今月十四日、直轄区立銀行BRBで公金五〇〇〇万レアルを横流しした疑いで、BRB元総裁ら二十人を逮捕し、さらに捜査を続けていた。
     ◎
 サンパウロ州交通局は二十六日、州内の有料道路の通行料を七月一日から平均四・九六%値上げすると発表。アンシエッタ・イミグランテスのピタチニンガ料金所では一四・六〇レアルから一五・四〇レアルに。ラポーゾ・タヴァーレスのサンロッケ料金所では三・八〇から四・八〇レアルへ二六・三一%の大幅値上げ。
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 応用経済調査院(Ipea)の調査で、二〇〇四年時点の年金受給開始平均年齢が男性五六・七歳、女性五二・一歳と、二〇〇〇年(男性五七・三歳、女性五二・五歳)より低くなっていることが明らかになった。年金コンサルタントによると、受給額が減るのに受け取りを前倒しするのは、年金を退職後の収入ではなく生活費の足しにする人、年金制度改革で年金を受け取れなくなると心配する人が増えたためという。

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