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半世紀の歩みをたどる=「文協50年史」が完成=充実した世代別座談会

2007年6月28日付け

 〇五年に創立から半世紀を迎えたブラジル日本文化福祉協会(上原幸啓会長)は、編纂を続けていた「文協五十周年史」(大原毅編纂委員長)を今月刊行、販売されている。「文協四十年史」の執筆・編集を担当した田中慎二氏によるもので、三百三十三頁。
 文協事務局、文協図書館、ブラジル日本移民史料館で販売されている。三十レアル。
 第一部では、四十年史の内容を振り返ったものに加え、新たに加筆、UNENやINSS問題、文協改革、百周年などの記録もまとめている。
 第二部では、文協創立のきっかけとなった日本館、活性化が課題とされているブラジル日本移民史料館、国士舘大学センターにも頁を割いている。
 第三部では、文協の〃過去、現在、将来〃が日系社会を代表するパネリストによる座談会で語られる。
 「文協の五十年を振り返る」と題して、安田ファヴィオ、宮城松成、原沢和夫、岩崎秀雄、水野昌之らの創立会員を中心に、脇坂勝則(サンパウロ人文科学研究所顧問)、山内淳(文協元会長)が半世紀にわたる文協の歴史について語る。
 「文協への要望および展望」では、宮尾進(サンパウロ人文科学研究所)、林アンドレ(愛知県人会元会長)、深沢正雪(ニッケイ新聞編集長)、小山昭朗(ブラジル・ニッポン移住者協会会長)、田中洋典(百周年協会元祭典委員長)、西田康二(子供の園評議員長)らが大いに議論を戦わせている。
 同テーマでこれから文協の担い手となる二、三世の若い世代が現在の問題点も挙げながら、将来への様々な提案をしている。出席者は、サトムラ・カチア(サンパウロ新聞ポルトガル版編集長)、シグチ・アウド(ニッケイ新聞ポルトガル版編集長)、サトミ・ルミリア(ブラジル日本青年会議所元会長)、秀島マルセロ(文協副会長)、アガリ・クリスチーナ(希望の家理事)、栗田クラウジオ(青年文協現会長)、白石マルセロ(ABUNI元会長)ら七人。
 問い合わせは文協(電話=11・3208・1755)、史料館(11・3209・5465)まで。

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