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外国人に生活情報メール=広島=10月からポルトガル語も

ニッケイ新聞 2009年3月21日付け

 【中国新聞】東広島市は新年度から、市在住の外国人向けに、予防接種の受け方などの生活情報を翻訳し、電子メールで無料配信する。市によると「広島県内の自治体で初の取り組み」。行政手続きなどで来庁した外国人に呼び掛け、パソコンか携帯電話のメールアドレスを市のメーリングリストに登録してもらう。
 配信するのは、毎月の市報に載せる生活情報(入園・入学手続き、市営住宅の申し込み方など)。外国人が参加できるイベントや、在留資格申請などの法改正の動きなども伝える。
 四月に中国語版からスタート。十月には英語と、ブラジル人が用いるポルトガル語の配信も予定している。
 これとは別に、市は「多言語生活マップ」も作成する。病院やスーパーマーケットなど身近な施設、災害時の避難場所などを掲載する予定だ。

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