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平成学院=幼児教育に充実図る=2人を日本に派遣して

2007年7月4日付け

 平成学院(浜崎クラウジア院長)はこのたび、幼児教育の充実を図ることを目的に、二人の学校関係者を栃木県小山市の「せいほ幼稚園」に研修派遣する。同学院では、〇二年に十七人、昨年も三人の子供たちを送るなどしている。
 非日系のアリーネ・カポビアンコさん(18)は日系の友人が多いことから、日本文化に興味を持ち、四年前から、同学院で子供の教育に携わっている。先月二十九日に出発、ホームステイをしながら、半年滞在、京都の全国珠算教育連盟なども訪れる。
 大関ジャケリーネさん(22)はマッケンジー大学教育学部卒。在学中から、平成学院で四年間、先生として勤務した。「将来は教育コーディネーターの仕事をしたい」と希望を語る。
 今月五日に訪日、約一カ月間研修する。今回が初訪日。「日伯の違いを見たうえで、何かを持って帰りたい」と胸を膨らませる。
 九五年から二年間、同幼稚園に勤務し、その後交流を続けている浜崎院長は、「しつけ、体操、音楽などの情操教育を大事にしていきたい」と二人に期待をかけている。

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