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多発するレストラン強盗=「月光寿司」も被害に

ニッケイ新聞 2012年3月6日付け

 1日午後11時半頃、サンパウロ市ヴィラ・ノーヴァ・コンセイソン区にあるレストラン「月光寿司」に強盗が入り、店内にいた客二人から携帯電話、店のウイスキー1瓶と90レアルを奪った。3日付エスタード紙が報じた。
 犯人の一人が店入り口付近に停めた車内に留まり、二人がマノブリスタを押さえ込み店内に侵入。
 客の一人が外の警備員を呼び、警察が店を包囲したが、犯人らは屋根を伝って逃走した。内一人は警備員に向かって発砲したが、負傷者は出なかった。
 現場に残された車内には、アントニオ・セルジオ・ダ・シルバ(33)の身分証明書(RG)および釈放命令が残されていた。
 サンパウロ市南部および西部のレストラン強盗多発を受け、同日軍警が強盗対策を講じたばかりの事件。今後、従業員らは強盗に遭った際の対処法について指導を受けるほか、警備も強化されるという。

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