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いよいよ明日から公館投票=参院選=日本の未来に一票を=在外選挙も6度目に=〝文協投票〟の効果は

2007年7月12日付け

 第二十一回参議院議員通常選挙が十二日に公示される。ブラジル国内の在外公館投票は十三日から二十一日まで実施される。三度目の公館投票となるサンパウロでは、会場をこれまでの総領事館から、文協ビルに変更。公館以外の場所が投票所になるのは世界で初めてのことだ。公職選挙法の改正にともない、今回の選挙からは、全国の都道府県選挙区への投票が可能になった。選挙がより郷土に近くなったことに加え、日系社会になじみの深い文協ビルが投票場所に選ばれたことで、より多くの投票数が期待される。
 共同通信によれば今回の参院選には、十一日時点で、比例代表で百五十九人(十一政党・政治団体)、全国の都道府県選挙区で二百二十人の計三百七十九人が立候補を予定。改選百二十一議席(選挙区七十三、比例代表四十八)を争う。投開票は二十九日に予定。
 海外からは日本国内と同様に、比例代表と、選挙人登録されている選挙区選挙に投票する。比例代表は政党または個人名での投票が可能。また今回は、衆議院の岩手一区と熊本三区の補欠選挙も同時に実施されるため、同選挙区内の選管に登録している人は同補選への投票も行うことになる。
 投票方法は郵便投票、日本国内での投票のほか、世界各国の在外日本公館での公館投票。
 ブラジル国内の公館投票の期間は十三日から二十一日までの九日間。衆議院の補欠選挙は十七日に公示され、公館投票期間は十八日から二十一日までとなる。
 多数の来場が予想されるサンパウロ管内では、今回、投票所を従来の総領事館からリベルダーデ区の文協ビルに変更した。投票期間中は、医師、看護婦も会場に待機する。
 外務省の発表によれば、現在の在外選挙人登録者数は、世界中で約十万七千人。最初の在外選挙が行われた二〇〇〇年(約七万三千七百人)から、前回〇五年の衆院選には約八万二千七百人と増加している。
 世界で最も多い在外選挙人登録者を抱えるサンパウロ。同管内の公館投票数は、〇四年参院選で千九百九十九人、前回衆院選では四日間で二千百二十三人が一票を投じ、はじめて二千人の大台を突破した。
 同館管内の登録者数は十一日時点で一万二千六百四十六人。日系社会になじみの深い文協ビルが会場になったことで、より多くの投票が期待されている。投票期間が九日間ということもあり、総領事館では「二千五百票以上は」と期待を寄せている。
 同館では十一日夜から文協ビルで投票所設置作業を開始。十二日にはシミュレーションを行う。投票期間中は臨時職員を含む約九十人の体制で臨む予定だ。「会場も広くなり、投票までの時間も早くなります。できるだけ多くの人に来ていただきたい」と同館では呼びかけている。

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