ホーム | 日系社会ニュース | 愛される桜祭り=イタペチニンガ=花と芸、非日系人も飛び入り

愛される桜祭り=イタペチニンガ=花と芸、非日系人も飛び入り

2007年7月24日付け

 【イタペチニンガ】当地文協(加藤憲造会長)主催、市役所後援による恒例第十四回桜祭りが、晴天に恵まれた八日、文協会館構内で開催された。
 年中行事として定着して、市民の参加も年毎に増え、今回の来場は三千人を超えた。広い会場もサンパウロ市リベルダーデ広場の日曜市並みの混雑が続き、臨時駐車場となった野球場も満杯になるほどだった。
 文協会員二百家族の役員、婦人部、青年部、老人クラブ有志らのボランティアの手で前日から準備が行われ、十二のバラッカに分けられた日本食中心のメニューが、午後三時にはすべて売れ切れてしまった。老人クラブ千歳会(伊藤薫会長)会員が、伊藤パウロさんの指導で丹精こめた桜苗も完売、買い手は非日系人が多かったという。
 野外の特設舞台では、地元に加え、近隣のタツイ、サンミゲル・アルカンジョ、カッポン・ボニート、コロニア・ピニャール、ピラール・ド・スル、ソロカバ、イビウーナの各地から芸達者たちが友情出演、武田敏輝さんの司会で、非日系人の飛び入りもあって賑わい、大好評だった。
 来賓のR・R・タバーレス市長は「日系人によるこのような行事は市の発展にもつながって喜ばしい。来年の百周年の行事には、市としてもできるだけの協力をして、みなさんの期待に応えたい」と感想を述べた。
 推定六百家族、千八百人のイタペチニンガ日系社会は、今度の催しをよき試金石として、百周年祭に向かっての活動が加速されそうである。(尾崎守さん通信)

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • インディオ2百人が侵入占拠=セニブラ=輸出専用港が操業停止に=1日に7百万ドルの損害2006年12月15日 インディオ2百人が侵入占拠=セニブラ=輸出専用港が操業停止に=1日に7百万ドルの損害 2006年12月15日付け  十二日午前九時四十五分ごろ、エスピリト・サント州アラクルス市にある繊維輸出の専用港ポルトセウに、インディオ約二百人が侵入し、労働者を排除した。ここは日伯ナショナル・プロジェクトのセニブラ社(Celulose […]
  • 大耳小耳2006年12月15日 大耳小耳 2006年12月15日付け […]
  • 東西南北2019年9月21日 東西南北  18、19日、サンパウロ市議会で、市民からの強い反対を受けそうな法案三つが一気に承認され、注目を浴びている。それは「パダリア(パン屋)やスーパーではタバコの販売を禁ずる」「ガソリンスタンド内でのコンビニでの酒類の販売は認めるが、店内や敷地内での飲酒を禁ずる」「飲食店やホテルな […]
  • 《ブラジル》連邦直轄区検察が52企業への不正貸付精査へ=クーニャやジェデル絡む?=賄賂と引き換えに融資解禁=民主運動党政権に新たな痛手2017年2月7日 《ブラジル》連邦直轄区検察が52企業への不正貸付精査へ=クーニャやジェデル絡む?=賄賂と引き換えに融資解禁=民主運動党政権に新たな痛手  連邦検察庁連邦直轄区(DF)支部が特捜班を設け、連邦警察が行った3つの作戦で摘発された企業52社が賄賂を払っていたのが、エドゥアルド・クーニャ前下院議長(現・罷免)やジェデル・ヴィエイラ・リマ前大統領府総務室長官(共に民主運動党・PMDB)らも絡んだ同一の犯罪組織だったと […]
  • コラム 樹海2014年2月13日 コラム 樹海 ニッケイ新聞 2014年2月13日  W杯が近づいていることを受け、日本のメディアもブラジルに目を向けている。某雑誌から「日系家族を取り上げたい」との話を受けた。個人の移住史は多く聞いてきたが、家族単位では…。考えあぐねた末、日野寛幸さん(67)にお願いすることになった。独自 […]