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コラム オーリャ!

2007年7月25日付け

 サンパウロ市で開かれた日系人合同大会。初日に行われた汎米日系人協会総会を傍聴して、少し驚いた。
 米州の二世層らによって始まり、今では十二カ国の日系社会関係者が集う組織のはずが、年間収支はわずか数千ドル。二年に一度の総会以外に目立った事業もない。
 海外日系人協会が世界の日系社会と日本を結ぶ縦糸なら、汎米は日系人同士を結ぶ横の糸。横糸が太く、強くなれば、細くなりつつある縦糸を補えるはず。日系社会間の連携を考える時、同協会が果たす役割は大きい。
 今年の総会では、運営安定のための基金創設が提案された。「親睦会のままでは、自分たちの世代で終わってしまう。次世代へ渡すためにも基金は必要」総会後、笠松会長は意欲を見せていた。
 昨年二十五周年を祝った同協会。草創期世代の高齢化に伴い、一つの転機を迎えつつある、そんな印象を受けた。(ま)

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