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ABRAC全伯カラオケ大会=亡き父親にグランプリ捧げる=優勝のノブヒロ・ヒラタさん=ブラジル内から約6百人が参加

2007年8月1日付け

 ABRAC(日本歌謡ブラジル協会・西森アケミ会長)主催の第二十二回全伯カラオケ大会が、七月二十、二十一、二十二の三日間で南麻州カンポ・グランデにあるルベンス・ジル・デ・カミーリョコンベンションセンターで開催された。
 同大会の優勝はソロカバ市在住のノブヒロ・ヒラタさん(29)。並居る強豪を押しのけて見事優勝を勝ち取った。
 同大会には約半数の人がサンパウロ州から参加し、その他にはパラナ州、南麻州、サンタカタリーナ州、ブラジリア、南リオ・グランデ州などから集まり、ブラジル内の予選を勝ち抜いた五百八十八人が自慢の歌唱力を披露した。審査委員はブラジル内各地から選りすぐりの二十一人がつとめた。
 同大会の開催場所では、カラオケ大会の他にフェスティバルなども開催されていたことも関係し、三日間で約一万人(主催者発表)が訪れた。
 ノブヒロさんは、父カツヒロさん(故人)の影響で六歳から歌を歌い始めた。その影響もあり、「今回のグランプリは父のおかげ。カラオケを愛しています」と亡き父に報告した。
 予選は「雪港」で突破し、グランプリは「天野屋利兵衛(あまのやりへい)」で決めた。
 以前から歌唱力の評価は高かく、グランプリを取ってもおかしくないと言われていた。しかし、なかなか受章をすることはできなかった。
 約四カ月前から練習を始めたばかりだった「天野屋利兵衛」。ほとんど準備ができていなかったのだが、必死の努力が実り、持ち前の力強い歌声を披露し、見事グランプリを勝ち取った。
 優勝の瞬間は家族や友人たちと抱き合って喜びあっていた。「まさか自分が優勝できるなんて思いもよらなかった」と、トロフィーを片手に涙を浮かべつつ話した。
 同大会の審査総合コーディネイターを務めた蛯原忠男さんは「例年よりも少々すくない参加だったが、今回も他に類の見ないハイレベルな大会でした」と評し、「少々問題もあったが全体的に楽しく事が運んだ。他の大会では見られないことだ」と喜びを表しながら話した。
 西森会長は「開催までにしっかり用意をしたから今までにない最高のコンクールだった。物事が全てうまく運んだ」と賞賛した。来年は七月十九日~二十一日にマリンガで開催を予定している。
 各カテゴリの優勝者は以下の通り(敬称略)。
 【グランプリ】ノブヒロ・ヒラタ【ベテランD1】ルリ・ミヤギ【ベテランD2】シロコ・ワタナベ【ベテランC】シノブ・タダ【ベテランB】パウロ・テラベ【ベテランA】リカルド・セグチ【POP】キミオ・スズキ【振付け】ミチ・オクムラ【壮年B】アレシャンドレ・ハヤフジ【壮年A】ノブヒロ・ヒラタ。

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