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社会福祉に熱心だった=佐藤牧師の記念会

2007年8月15日付け

 日系キリスト教連盟と佐藤家は、二十五日午後二時から、救世軍本部(ジュア街264、ボスケ・ダ・サウーデ)で「佐藤柱輔牧師記念会」を催す。佐藤牧師は、去る六日、白血病で死去した。八十一歳だった。
 渡辺進ルーテル教会牧師、友人の寺尾貞亮さんによれば、佐藤牧師は、山形県出身、八歳のとき家族とともに移住、壮年期まで木工所を経営、顧客の南米銀行(当時)から絶大な信用を得るなど盛業していた。四十歳のとき、志してポ語を本格的に勉強、神学校を卒業、ルーテル教会の牧師になった。
 キリスト教連盟の元理事長、山形県人会元会長、希望の家やアクリマソン・ラジオ体操会で積極的に活動するなど、社会福祉の仕事にも熱心だった。

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