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GB連合=「ゲートボールの日」祝い=寒空の下5百人がプレー

2007年8月18日付け

 サンパウロ市の「ゲートボールの日」制定を記念した「第一回親善ゲートボール大会」が去る七月二十九日、サンパウロ市の連合コートで開催された。ブラジルゲートボール連合(本藤利会長)が主催。八十三チーム、五百人が参加して、寒空の下プレーを楽しんだ。
 当日は午前八時過ぎから開会式。平田ニコラウ大会副会長の開会宣言に続き、先亡者の黙祷、ブラジル国歌斉唱、来賓紹介などが行なわれた。
 本藤大会会長は来賓に謝辞を述べるとともに、「ゲートボールの日が市条例で制定されているのは世界でもサンパウロ市のみで、ゲートボーラーの誇り」と、制定に尽力した神谷牛太郎市議に謝意を表した。
 南洋行サンベルナルド市企画局長、清水オリジオ・スダメリス銀行取締役、アルナルド・ファリア・デ・サー連議ら来賓が、持ちなれないスティックを持って始球式を行い大会の成功を祈った。
 大会は十六コートに配置された高齢者組、壮年組がそれぞれ四試合を競い、順位を決定。日本カントリーAチームが優勝を果たした。
 競技途中の午前十一時には、「ゲートボールの日」の特別表彰が行われた。神谷議員から本藤会長に、サンパウロ市議会が七月二十七日を「ゲートボールの日」と制定したことを公表したジアリオ・オフィシャルの公文証が手渡された。
 続いて、同議員より平田ニコラウ連合副会長、田篭輝生競技部長に対し、ゲートボール普及発展への貢献を称えた「ゲートボールの日」市議会特別表彰のプラッカが手渡され、五百人の選手一同より祝福の拍手が送られた。
      ◎
 大会結果は以下の通り。【高齢者組】優勝=ピエダーデ、二位=コチア、三位=パウリスタE【壮年組】優勝=日本カントリーA、二位=日本カントリーB、三位=フェルナンジアスA。

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