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大耳小耳

ニッケイ新聞 2007年9月12日付け

 日本でブラジル人のニュースといえば悪い話が相場だが、「ブラジリアン・フェスティバル」のようなイメージがもっと広がってくれると、よりバランスのとれた関係になるだろう。当日、あまりにブラジル人の姿が少ないことに業を煮やしたある在日ブラジル人は、IPCサイトに「日本人のブラジル文化愛好者がこんなに集まっているのに、肝心のブラジル人はどこにいった」という読者投稿まで寄せ、在日同胞を叱咤した。来年に期待!
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 熊本県の郷土料理の一つに数えられるのが辛子蓮根。すでにブラジルでも熊本県の郷土食として大々的にアピールしている。そんな蓮根の穴の数は、と聞かれると全国的には八つというのが通例らしい。だが、文化交流委員の平島さんによると「山口県の辺りでは穴が九つ」だという。自然の産物だから違っていることもあるとか。ちなみに県人会にある現物を見ると、ブラジル産には両方あった。
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 移住五十年目に初めて開かれるチチャレンガ号の同船者会。世話人の大浜さんによれば、会場となる同船者経営のレストランに以前は何人かが来ていたが、半世紀が経った今では「全然分からない」という。一方で、現在アメリカ在住の同船者から連絡があるなど、嬉しい知らせも。大浜さんはまた、船で同室だった広島県出身の石井信造さんの家族についての情報を求めているが、こちらについては分かっていないそうだ。

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