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葉隠れ館25周年盛大に=岸本ファミリーが支えた剣道

ニッケイ新聞 2007年9月18日付け

 佐賀県人会剣道部「葉隠れ館」は二十五周年を迎え、二日に記念祭を同県人会館で行った。来賓、関係者ら約二百人があつまり節目の日を盛大に祝った
 始めに、辻定男会長が「家族全員で尽力なさっている姿に多大な敬意を表します」と、葉隠れ館を支える岸本ファミリーの熱意に感謝の言葉をのべた。
 南米剣道連盟の玉置正会長は、「四分の一世紀継続してきた努力と成果にブラジル剣道界は深く感謝します」と挨拶した。
 在サンパウロ日本国総領事館の清水俊秋領事は、「ブラジルで剣道を普及された岸本さんを、同じ佐賀県人として高く評価します」と賞賛した。
 岸川吉朗教士は「これも長年に渡って支援してくれた皆様のおかげです」と語り、「今後もブラジル剣道界、日系コロニア、ブラジル国の為に頑張る次第です」と将来に向けた抱負を語った。
 次に児島昭徳さんが乾杯の音頭を取り、岸川夫妻がケーキカットを行った。そして昼食を取り、岸川教士から関係者へ記念品の贈呈が行われた。
 最後、門下生による剣道の型や居合などを披露し、最後は紅白に分かれて試合を行い記念祭は終わった。

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