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第7回サロンパスカップ=優勝はREXSONA=日系タカキさん大活躍

ニッケイ新聞 2007年9月27日付け

 今月十四日から二十一日まで行われていた「第七回サロンパスカップ」(ブラジルバレーボール連盟主催、久光製薬後援)はREXSONAの優勝で閉幕した。
 最終日の決勝戦では、午前十時の試合開始前から会場はすでに超満員になっており、異常な盛り上がりを見せていた。客席の上段には両チームのサポーターが陣取り、しきりに声援を送っていた。
 点数が入るごとに、サポーターたちは大声援を送った。第一セットはFINASAが取ったものの、第二セット以降は終始REXSONAのペースで試合は進んでいった。
 最初こそ互角の戦いを進めていたが、第三セット以降は力の差が歴然とひらき、結局セットカウント三対一でREXSONAが優勝を飾った。
 惜しくも決勝戦で敗れたFINASA。同チームのセッターを担ったのは日系人のタカキ・アナ・チエミさん(19、三世)だった。
 チームの攻撃の要となり、味方から送られたボールを右へ左へと送る姿に注目が集まっていた。
 チエミさんは「多くのお客さんが来てくれて、自分の仕事がきちんとできたから結果には満足している」と満面の笑みをうかべた。
 ブラジル久光製薬取締役社長の河田明さんは「無事に何事もなく終わったことに嬉しく思う」と落ち着いた表情で語った。
 表彰式には上位四チームには賞金が贈られ、上位三チームまでにはメダルと記念カップがそれぞれ手渡された。
 順位は以下の通り。REXONA(ブラジル)、FINASA(ブラジル)、FIAT(ブラジル)、WINIARY(ポーランド)。

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