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サンセバスチョン祭り5日から=七夕と鯉のぼりで日本風に

ニッケイ新聞 2007年10月3日付け

 七夕祭りの要素を取り入れたミニ日本祭り「第二回サンセバスチョン祭り」が今月五日から七日まで、サンパウロ州北沿海地方にある観光都市、サンセバスチョン市で開かれる。同市役所文化観光局主催、実行団体はブラジル宮城県人会。
 会場は同市イベント会場、及び市文化局内(Av,Dr,Altino Arantes,Teatro Municipol,Praca da Leao)。入場無料。会場は五万平米と広いが、五十本の七夕飾りのほか、二十匹の鯉のぼりが飾られる予定で、日本情緒が演出される。
 イベント内容は茶道、書道、折り紙、すみ絵、アニメ、マンガなどの日本文化を紹介するコーナーに加えて、寿司ややきそばなどの各種日本食コーナー、バザーなどがある。
 またアトラクションとしては各太鼓グループの演奏やカラオケ、阿波踊りなどが披露される。同市一の美女を決める「ミスサンセバスチョン」は五日(金)に開催される。
 四日夜にオープニングセレモニー。五日は午後六時から十時まで、六日・七日は午前十時から午後十時まで開催。文化支援団体は、同市日本人会、聖総領事館、茶道裏千家、ブラジル福島県人会、茨城県人会書道部。
 中沢宏一宮城県人会会長は、同イベントの開催について「日本人の力が少ない地方の町で、サンパウロの日本人団体が協力して日本文化を伝えるイベントを行うのは大事なこと」と強調。案内に来社した関係者は「是非大勢の人に足を運んでもらいたい」と来場を呼びかけた。

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