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手塚、宮崎アニメが10日から=ブラジル銀行文化センターで

ニッケイ新聞 2007年10月10日付け

 ブラジル銀行文化センター(Rua Alvares Penteado 112, Centro, Sao Paulo)は、アニメ特集・講演会「MESTRES DO ANIME」(アニメの巨匠たち)を十日から、二十一日まで同センターでおこなう。国際交流基金〇七年度海外日本映画祭プログラムの助成によるもの。同基金サンパウロ日本文化センターの後援。
 上映される作品は、「メイド・イン・ジャパン」雑誌や漫画を発行するブラジルのJBC出版社の選定で、手塚治虫、宮崎駿、高畑勲らの監督作品十一本。
 なお、ソニア・ルイテン教授(日本マンガ研究者)、マルセロ・デウ・グレコ氏(JBC出版社の漫画編集者)及びアルナウド・オカ氏(日本アニメ、漫画の翻訳家)による講演会も実施される。
【上映作品】
◎リボンの騎士(1967、手塚治虫)、◎さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(1978、松本零士・舛田利雄)、◎風の谷のナウシカ(1984、宮崎駿)、◎となりのトトロ(1988、宮崎駿)、◎火垂るの墓(1988、高畑勲)、◎風の名はアムネジア(1990、やまざきかずお)、◎もののけ姫(1997、宮崎駿)、◎千年女優(2001、今敏)、◎ほしのこえ(2002、新海誠)、◎イノセンス(2004、押井守)
◎雲のむこう 約束の場所(2004、新海誠)
【講演会】
 十日午後七時半、(ソニア・ルイテン講師)、十七日午後七時半(マルセロ・デウ・グレコ、丘アルナウド両講師)
 客席は七十席、入場無料。上映開始の三十分前に整理券が配布される。
 詳細は、同センター(電話=11・3113・3651/3113・3652、ホームページは、www.bb.com.br/cultura)まで。

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