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文協=大総合美術展が開幕=433作品が21日まで

ニッケイ新聞 2007年10月12日付け

 「本当にビックリした。信じられなかった」――。
 十日に始まった文協大総合美術展。ナヂア・サッジさんは受賞の知らせを受けたときの驚きをそう話した。昨年の文協工芸展で金賞を受賞、初の合同展となった今回、大金賞に選ばれた。
 「日本移民百周年記念でもある合同展で、非日系の私が受賞するなんて」と戸惑いながらも笑顔でニッケイ新聞の取材に答えた。
 それぞれ歴史のあるサロン文協、美展、工芸展は今年から、合同展として開催され、百周年記念事業ともなっている。
 二百九十九人、八百八作品が応募、四百三十三作品が入選しており、所せましと並ぶ展示作品に見入る人たちが十日のイナウグラソンの会場を埋めた。
 午後六時半から始まった式典は、ピアノ伴奏による広川トモコさんの歌声で始まり、サロン文協、美展、工芸展の各委員らが壇上に上がり、会場から拍手を受けた。
 全体のコーディネーターを務める豊田豊さんはあいさつのなかで、各展の歴史などをふりかえり、「百周年を記念した合同展。非日系の応募者も増えている」と最近の傾向を話し、来場者に感謝の言葉を述べた。
 続いて、国際交流基金の西田和正所長、西林万寿夫在サンパウロ総領事、上原幸啓文協会長、野村アウレリオ、羽藤ジョージ両市議らがそれぞれあいさつした。
 各部門の受賞者たちは、壇上で賞品を手渡され、会場から大きな拍手を受けていた。
 各展の入賞者(金、銀、銅のみ)は次の通り。
【大金賞】=ナヂア・サッジ
◎サロン文協
【金賞】=ミルトン・タカダ、【銀賞】=トシエ・今里、ロザナ・パスカレ、【銅賞】=カミラ・ペレイラ、ロジェリオ・デガキ、谷口康史
◎美展
 【金賞】=フミ・タギク、【銀賞】=マルザ・ファリアス、カルロ・ランジェル・デシナノ、【銅賞】=エベルト・ステフェン、マウリシオ・タキグチ、チヨコ・座嘉比
◎工芸展
 【金賞】=ルシア・ロダ・マシエル、【銀賞】=カツエ・ヤスオカ、マリアンジェラ・アラゴン、【銅賞】=モリト・エビネ、カズコ・岩井、アンジェリカ・シオツキ
      ◎
 展示期間は同ビル内で二十一日まで。月曜から金曜日の正午から午後六時、および土、日は午前十時から午後六時(最終日は午後三時)。

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