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東西南北

ニッケイ新聞 2007年10月16日付け

 十一日午前、七〇歳の男性がサンパウロ市サンタ・クルースの銀行で下ろした二〇〇〇レアルをショッピング・サンタ・クルース内の別の銀行に預金しようとしに行ったところ、二人組みの強盗に銃を突きつけられた。驚いた被害者は銃を払いのけようとしたが、首に被弾。強盗は金も取らずに逃げたが、弾は下から上に抜けて脳に達し、被害者は重態。
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犯罪さえなければ、ブラジルは天国と言われるけれど、こちらはたった一レアルで起きた殺人。パルケ・ドン・ペドロのターミナルで三人のパンクの青年が一レアルのピッツァを求め、店員にまけてくれと頼んだが店員は拒否。青年たちは腹を立て、断った店員とケンカ。それを引き離そうとした別の二四歳の店員が刺されて死亡した。警察に青年たちを迎えに来た親の一人は「こんなことをさせるためにおまえを育てたんじゃない」と。

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