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『身近なアマゾン』出版=松栄さん近く記念会

ニッケイ新聞 2007年11月30日付け

 鑑賞熱帯魚のプロ漁師としてアマゾン地域に二十年にわたり通った松栄孝さん(57、東京農業大学校友会ブラジル支部副会長)が、このほど、自著『身近なアマゾン』を出版する。出版記念会が十二月十五日午後二時から五時まで、ブラジル東京農大会会館(Rua.Dona Cesaria Fagundes,235 Saude SP)で開かれる。
 同著は、昨年九月から今年五月までにニッケイ新聞に連載した文章をまとめたもの。四十四篇にわたり、アマゾン地域に生息する魚の生態や土地の実況、政治と自然環境保護、さらにインジオの人間味などを分かりやすく綴っている。
 初版として千部を用意、百八十ページ立て。巻頭にアマゾン地域や熱帯魚のカラー写真を掲載。価格は一冊三十レアル。各日系書店で十二月一日から販売する予定。出版記念会会場では二十五レアルで販売する。
 出版会では松栄さんが三十分ほど「アマゾン談義」を披露する予定。その後カクテルパーティーがあり、サイン会が行われる。
 二十三日案内に来社した松栄さんは「ぜひ出版会に足を運んでいただきたい頂きたい」と多数の来場を呼びかけた。問い合わせは松栄さん(電話11・5077・2828)まで。

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