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球友会、500回コンペ=創立会員=三木さんの卆寿も祝う

ニッケイ新聞 2007年12月12日付け

 日系人のゴルフ同好会「球友会」は、さきごろ第五百回コンペを、創立会員で、九十歳現存プレーヤー、三木貞次さんの誕生祝いを兼ねて行なった。三木さんは、このコンペでもはつらつプレーし、ほかの参加者の〃お手本〃となった。創立会員で現存プレーヤーは、三木さんとその弟の二人だけになったという。
 世話人の小森広さんによれば、球友会は、四十三年前の六四年五月、六人の会員で発足した。プレー場所は、オザスコ市のマタラーゾ氏所有のサンフランシスコ・ゴルフ場であった。発足後の数年の間に、ゴルフ人口が急激に増え、サンフランシスコの使用が窮屈になり、コンペ開催は隔月を余儀なくされた。
 折から、PL、アルジャー両ゴルフ場が開設され、以降、コンペは両ゴルフ場で、毎月交互に行われることになった。
 第五百回コンペは、特にパラダイス・ゴルフ場のオーナー堀井文夫さんの厚意で、同ゴルフ場で開催された。参加は四十三人。五百回開催と三木さんの誕生会を祝うかのように、好天に恵まれた。緒方義隆さんが優勝した。
 特別参加の小山昭朗さん(スポーツ店主)から優勝カップ、若林和夫画伯からグラブーラ二点の寄贈があり、過去にない盛り上がりをみせた。

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