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毎月無料の慈善「整体」を=東洋医学振興協会=「鈴木式柔療法」指導も

ニッケイ新聞 2007年12月21日付け

 ブラジル東洋医学振興協会(西尾正代表)は、毎月第三日曜日の午後に、サンパウロ市ボン・レチーロ地区にある同協会の教室で、希望者に対して無料の慈善整体マッサージを行っている。
 同教室の技術指導を担当する古波蔵稔さんによれば、協会の生徒や指導者らが慈善治療を担当しており、七、八年前から実施しているという。
 同協会では慈善マッサージのほかに、同教室で毎週日曜日午前に、整体師の故・鈴木朝治氏が開発した鈴木式柔療法が学べる教室を開講している。卒業生は数百人にのぼり、開業して各地で活躍しているという。
 同協会は三十年ほど前に、針灸や整体の技術者が集まり結成された。会員は約四十人。毎年一回ほど、救済会「憩の園」で、職員や入居者の慈善治療をしている。またパラナ州ロンドリーナ市やサンパウロ州モジ市などで、十歳以下の子どもの小児喘息の無料治療などを実施したこともある。
 教室では二年半から三年ほどで一人前の整体師に育て上げるとという。
 同協会の教室の住所はRua.Frei Antonio Santana Calvao.99-SP。メトロ・チラデンテス駅、アルメニア駅から徒歩八分ほど。教室の受講や慈善マッサージについての問い合わせは同協会教室(電話11・3228・8047/11・3228・2827・カトウさん)まで。

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