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東西南北

ニッケイ新聞 2007年12月25日付け

 クリスマス当日の新聞になるが、今年のクリスマスはテレビやコンピュ―ター、携帯等が売れ行き好調だったとか。クレジットカードの普及で、購入対象商品も大幅に広がったようだが、ローンの支払いに踏み切れるということは、将来も雇用安定と言う見通しの現れだとも。来年以降も、安定した不安のない日々をと誰もが望んでいる。
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 年末、年始の休暇で、事故や留守中の家の安全に注意をと言われるが、バイア州では観光バスとトラックの事故で一一人が死亡、三一人が負傷するなど、日曜日だけで国道での事故五件が報告され、二二人の死亡が確認されている。また、本文中の記事以外にも、流れ弾での事故などの報道も多く、フェノメノで活躍中のロナルド選手のいとこら三人が、通りがかりの車からの射撃で死亡。
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 二十一日(金)に流れて、皆を驚かせたニュースの一つは、俳優のノルトン・ナシメントの死。心臓移植から四年。肺の炎症がもとで起きた心不全のようだが、四五歳の若さで録画中に倒れ、急逝した俳優に驚いた人は多い。また、二十三日にはポルト・アレグレのサンタ・カーザ・デ・ミゼリコルジア病院でアロイジオ・ローシャイダー大司教が召天。埋葬は二七日(木)の予定とのことだが、全国司教会議議長を八年間務めたりした他、ローマ法王候補とも目されていた人物。八三歳だった。
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 最後は、喜び一杯のクリスマスを過ごしている家族。昨年の十二月二十三日に航空機トラブルで肝移植のチャンスを失ったガブリエル君。八月に待望の肝移植が実現し、今は二歳と一カ月。健康でよく笑う少年を囲む両親にはかけがえのない喜びのクリスマス到来と。

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