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日本側も交流年開幕レセプション=麻生名誉会長=「日系人の信用は財産」

ニッケイ新聞 2008年1月16日付け

 【藤崎康夫=東京支社長、既報関連】「移住した日本人をはじめ日系二世、三世がもつ極めて高い信用度は、日本にとっても大きな資産である。日本もそのことを大事にしていかなければならない」。十一日、東京都内で日伯交流年実行委員会第二回総会が開催され、日伯交流年実行委員会名誉会長で、ブラジルに一年ほどの居住経験を持つ麻生太郎衆議院議員(日ブラジル会議員連盟会長)はそう熱弁をふるった。
 「二〇〇八年、いよいよ日伯交流年ということで、長きにわたる日本とブラジルとの関係をよりきちんとしたものに致します」と強調し、麻生名誉会長は「これまでも日伯両国は経済面で協力しあい、企業を成長させてきたが、日伯両国の関係は、そのような経済面だけでない」と指摘した。
 総会のあとには交流年開幕レセプションが行われた。静岡新聞によれば、出席した鈴木康友浜松市長は「ブラジルとの友好を深めながら交流や共生を促進させる節目の年にしたい」、鈴木望磐田市長は「地域に居住する日系人との相互理解や共生が進むきっかけになればと思う」と話した。

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