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サンパウロ市と大阪市の架け橋に=大阪市議団8人が来伯

ニッケイ新聞 2008年2月9日付け

 大阪市議会海外視察団(木下吉信団長)は四日から十三日まで、アメリカとブラジルの視察を行っている。今回来伯したメンバー十人中、八人が大阪市議会議員で、二人が大阪市事務局の随行人。
 八日サンパウロ市議会を訪れた一行は、議会百周年委員会の野村アウレリオ、神谷牛太郎、羽藤ジョージ、アントニオ・ゴラール・レイス各市議らと百周年について話し合いを行い、互いの記念バッジを交換した。
 午後三時頃から議長室で行われた記者会見で木下団長は、「今年の日本移民百周年と、来年大阪市とサンパウロ市の姉妹都市提携四十周年を迎えるにあたって、交流の架け橋になりたい」と来伯の目的を語った。
 姉妹都市四十周年に関しては「来年のことだから現在は未定。サンパウロ市と大阪市どちらで記念式典を行うか分からないし、現在のところは何も決っていない。サンパウロ市からの動きを待っている状況」と現状を説明。
 日本移民百周年に関しては「国レベルなので、大阪市としては特に何もしない」と話し、四月に神戸で行われる式典にサンバチームを派遣する考えを示した。
 「ゴミ処理問題など環境問題について、サンパウロ市から大阪市へ研修に来ている」と日伯交流の順調さをアピールした。また、エタノール試験場視察については「我々のポテンシャルを高めるために視察を行う。市としては議論の発展に至っていない」と述べた。
 一行は、八日から十一日までブラジルに滞在し、視察や懇談会などを行う。八日はこの他、サンパウロ市公共事業局清掃部との面談やカサビサンパウロ市市長表敬訪問を行った。九日は、ピラシカーバにあるエタノール試験場を視察、記念植樹、サンボードロモ見学。十日は大阪なにわ会関係者との懇談会を予定。十一日にクリチーバ市で環境問題についての視察を行った後、離伯する。
 今回来伯した団員は以下の通り。団長=木下吉信、副団長=有本純子、神原昭二、団員=辻淳子、美延映子、北野妙子、徳村聡、権世幸蔵、随行=山下研一郎、小山博季(敬称略)。

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