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百周年へ資金協力芸能祭=沖縄県人会=琉球芸能4百人が一堂に

ニッケイ新聞 2008年2月27日付け

 ブラジル沖縄県人移民百周年の資金協力を目的とした琉球芸能祭が、三月二日午後一時から、沖縄県人会館(Rua Dr.Tomas de Lima,72,Liberdade)で開かれる。
 ブラジルの琉球芸能団体の協力により実施されるもので、古典音楽、舞踊、民謡、太鼓など各団体から約四百人が出演する。協和婦人会の協力により沖縄そばなども販売。当日の利益は、八月の記念式典をはじめとする十三記念行事、四記念事業など沖縄県人百周年への資金に充てられる。
 同イベントは三年前、母県で毎年三月四日に開かれている芸能祭「さんしんの日」にあわせブラジルで初めて開かれたもの。昨年は会館サロンの舞台、更衣室などの改修資金カンパ芸能祭として開かれ、盛況だった。
 案内に訪れた与儀昭雄会長は「今年も県人会からの無理なお願いに、皆さん『会のため。百周年のため』と協力してくれました。来年からは芸能団体の皆様のために開催したい」と感謝を表す。
 実行委員長の知念直義さんは「各支部、有志の協力もあり、あとは当日を待つだけ。ぜひたくさんの方に見に来ていただきたい」と来場を呼びかけた。
 午後七時ごろ終了の予定。問い合わせは同県人会(11・3106・8823)まで。

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