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「日本色」豊かに柿・花祭り=イタペチ、今年も趣向こらす

ニッケイ新聞 2008年3月11日付け

 イタペチ農村文化協会は、十五日(午前九時~午後八時)十六日(午前九時~午後七時)、同地区お祭り広場(タボン・ランバリ街道25キロ、モジ市)で第七回柿・花祭りを催す。同地区産の柿と花一般が展示、販売される。
 遠藤雅紀実行委員長、武吉ネルソン総務、林弘高さんの案内によると、祭りのテーマは「日本」。イタペチ六十周年と日本移民百周年を記念したイベントである。シンボルは十二メートルの高さの富士山(主としてプラスチック製、花で装飾)。会場内でお神興をかつぎ、雛人形のセットを飾り日本色を豊かにする。特にこども向けに習字のデモンストラソン、マンガ講習および賞品付きのコンクールがある。
 ショーも多彩で、主催側婦人部のレストランはじめ、他の業者も日本食を提供する。
 入場券は前売り六レアル(みやげ用の柿の小箱、無料駐車券付き)、当日八レアル(同)。学生半額。六十五歳以上と八歳以下は入場無料だが、優待はない。前売り券はサンパウロ市ではアベ・ツリズモ(リベルダーデ広場118、四階、電話3107・0100)が扱っている。

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