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友好病院,奉仕団に感謝=24人平均年齢77歳

12月10日(金)

 日伯友好病院(大久保拓司院長)は、恒例の「ボランティア謝恩昼食会」を、七日午前十一時半から同病院で行なった。
 病院で使用する枕カバー、シーツ、着物風ネグリジェなど縫い物を担当するボランティア二十四人のうち二十二人が出席。病院側からも大久保院長はじめ和井武一援協会長、酒井清一同副会長、菊地義治同副会長ら関係者が出席し、感謝の気持ちを表した。
 ボランティアの平均年齢は七十七歳で、日本人・日系人ばかり。今年は総計六千二百八十五枚を縫い上げた。「着心地がいい」「傷みにくい」と、利用者からの評判もいい。
 出席者紹介の後、先亡者に一分間の黙祷を捧げた。八年間ボランティアを続けている井口たき子さん(79)が代表して挨拶。故人を偲びながら「亡くなった方、やめられた方もおられますけど、今年初めて見えた方もおられます。来年も張り切ってここへ参ります」と話した。
 今年は田中光子さん、橋本ひろしさんの二人が死去。新たに村瀬ヒロジさん、茂原ふみこさん、竹山つぎおさん、田中サチコさん、石倉ちかこさんの五人が仲間に加わった。
 プレゼントが交換された後、全員で乾杯。昼食会に移行した。

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