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商議所リフォーム終了=33万レかけ装い新たに

ニッケイ新聞 2008年3月14日付け

 ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)事務局の改装工事が終わり、七日午後五時半からお披露目式が行なわれた。
 約五十人が出席。西林万寿夫サンパウロ総領事、上野アントニオ日本会議会長、キング会計事務所の下本八郎社長なども訪れた。
 費用約三十三万レアル、約六十日かけて全面的にリフォームされた。設計を担当したEIF設計工学社の石坂エリザ恵美さんは「三十年前の建物で、現在と構造が違い、見積りに合わせるのが大変だった」と振り返り、「顔ともいえる受付を一番気にかけ、明るくした。満足している」と感想を述べた。
 平田藤義事務局長は、商議所の歴史を述べながら「大改装を行なって、綺麗で立派になった」と嬉しそうに語った。田中会頭は、パウリスタ通りに企業が増えてきたことに触れ、「手つかずの改修がきちんとできた」と手応えを感じながら話した。西林総領事も祝辞を述べた。
 その後は同ビル四階に移り祝賀パーティ。西林総領事、田中会頭、内装を担当したデニブラ社の南アゴスチーニョ敏男社長、松田雅信副会頭、SAVOY社のカルロス・バーロス取締役、山田唯資商議所監事会議長らによる鏡割りの後、松田副会頭が乾杯の音頭を取り、歓談した。

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