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文協ドミンゴコンサート=集めた保存食品150キロ=レシフラン福祉協会に寄付

ニッケイ新聞 2008年3月18日付け

 ブラジル日本文化福祉協会音楽委員会(本田ジュリア委員長)は、去る九日に行われた「第三十七回文協ドミンゴコンサート」で来場者が持参した保存食品約百五十キロを「レシフラン福祉協会」に寄付した。
 同会はカトリック教会の組織の一つでリサイクル業を行っている。道端でゴミを収集するのではなく、会社などと直接契約してゴミの収集などを行なう。外での収集と、室内での分別に作業を分担。収入は労働者全員で分けている。
 十二日午後に文協ビルで行われた寄贈式には、同協会で社会教育に携わっている米沢登さんと、ゴミ収集を行っているアントニオ・カルロス・ミランドさんが出席。音楽委員会からは、本田委員長と羽田宗義副委員長が訪れた。
 寄贈を受けたアントニオさんは「食品をいただけて素直に嬉しい」と顔をほころばしながら語った。

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