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日伯交流年少年サッカー大会=パルメイラス優勝、日本へ=札幌、奈良が引分けと奮闘

ニッケイ新聞 2008年4月1日付け

 アルモニア教育センター(和田忠義理会長)主催の「第十三回日伯交流少年サッカー大会―百周年カップ(13o Intercambio Brasil-Japao de Futebol Infantil “Copa Centenario”)」が、三月二十四日から二十八日まで、アルジャ市のニッポン・カントリークラブで行われた。
 同大会は、日伯のサッカー交流に長年携わっている柴田勗(つとむ)さん(札幌大学名誉教授、札幌サッカークラブ=SSC=代表理事)が「負けても良いから、ブラジルの同年代の人たちと技術の競争をしてもらいたい」との考えから始まった。
 始まった当初はレベルの違いが大きすぎて、「ブラジル側の年齢を下げよう」との提案もあったが、柴田さんは「同年齢で試合を行うことに意義がある」と強く主張したために、現在でも同年齢での対戦が続いている。
 コリンチャンスやパルメイラス、サンパウロなど強豪チームの参加は、USP体育センターでサッカーの指導にあたっているミランダ教授の協力により実現した。四年前ほどから優勝チームは日本へ行き、日本で行われる大会に参加している。
 今年は、ブラジル日本移民百周年の記念大会として開催。札幌、奈良、滋賀各県の代表少年サッカーチームが来伯し、コリンチャンス、パルメイラス、サンベルナルド、サンパウロのブラジル側四チームと対戦した。
 日本からの参加チームは午前中は、サンパウロ州のユースのコーチから技術指導を受け、ブラジルの技術などを学び、午後からは試合を行っている。
 柴田さんは練習を見ながら「日本は順応能力が高いから、日程の後半にはブラジル式に慣れて、巻き返しをしてくれるだろう」と期待を込めた。
 三月二十四日午後一時半からニッポン・カントリークラブで開会式。同学園の生徒たちによる日伯国歌斉唱に続き、佐々木ヴァウテル百周年協会スポーツ委員会委員長は「百周年の年に行われることを嬉しく思う」と喜びを表し「日本とブラジルの交流に繋げてください」とあいさつ。その他柴田さん、和田会長もあいさつを行った。
 開会式後には、二カ所のグラウンドに分かれて試合が行われた。
 試合は終始ブラジル側が優勢にたっていた。体の大きさ、技術の違いなどで、日本側を翻弄する場面が多く見られ、力の差は歴然だった。
 五日間の総当たり戦の結果、優勝したのはパルメイラス。今回は、日本からの参加チームは勝利を収めることができなかったが、札幌と奈良がそれぞれ一試合ずつ引分けた。
 大会結果は次の通り。優勝=パルメイラス、準優勝=サンパウロ、三位=コリンチャンス、四位=サンベルナルド。

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