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海上自衛隊練習艦隊=「移民の日」にサントス寄港=4年ぶりのブラジル訪問=聖市百周年式典にも参加=3隻、総勢780人=レシフェ6日、リオ13日

ニッケイ新聞 2008年4月18日付け

 四年ぶりの練習艦隊寄港へ――。ブラジル日本移民百周年を迎える今年六月、海上自衛隊練習艦隊の十度目のブラジル寄港が実現する。三隻からなる練習艦隊は今月十五日にすでに日本を出航しており、アメリカ、パナマを経由し、六月六日にレシフェに寄港。以後、十三日にリオ、「日本移民の日」十八日にサントスにそれぞれ寄港する予定。受入れを担当する在サンパウロ領事館の後藤猛領事は「寄港の日時は決定しているが、歓迎会など詳細についてはこれから話し合って決定していきます」と語った。
 練習艦隊は「平成二十年度遠洋練習航海」の一環としてブラジルを訪れる。四月十五日に日本を出港し、約九カ国を訪れて九月十八日に日本に帰港する予定。
 今回寄港するのは練習艦「かしま」、「あさぎり」、護衛艦「うみぎり」の三隻で、指揮官は、井上力海将補。
 第五十八期一般幹部候補生課程修了者、約百七十五人(うちタイ留学生一人)を含む総勢約七百六十人が乗り組んでいる。
 レシフェ(六~八日)、リオ(十三~十七日)を経て六月十八日午前九時にサントスに寄港(二十二日まで)予定。現在ブラジル側海軍や関係者などと話し合いを行い、寄港場所など詳細を話し合っている状況だという。
 十八日以降の日程は現時点では未定だが、二十一、二十二日の両日は、サンボードロモで行われる記念式典に百人から百四十人が参加、音楽隊の演奏やサンボードロモでの行進などを行う予定だ。
 上陸する人数など詳細は未定。後藤領事は「歓迎会は行う予定だが、現時点では決まっていない。前回は文協の大講堂を使って全員の歓迎会を開いた後に各県人会で歓迎会を行なったと聞いている。今回もそのようになるのでは」と考えを示した。
 一方、県連副会長の山田康夫氏(滋賀)は、「六月の記念式典に、十六人の県知事が来伯するはず」と前置きし、「多数の知事が来伯するので、各県人会での歓迎会は難しい状況なのでは」と話す。
 山田副会長は「今後は、領事館と話し合うとともに、県連代表者会議の席で歓迎会をどうするか決めていきたい」と語った。
 現在のところ、県別の上陸乗員の詳細は分かっていない。
 前回、〇四年七月にブラジルを訪れた練習艦隊は練習艦「かしま」、護衛艦「はまぎり」、同「うみぎり」の三隻で構成。サントス港に練習艦「かしま」が寄港、他の二隻はリオ港に寄港した。
 「かしま」の乗員は三百三十四人。サントス市長主催で歓迎式典が行なわれたほか、サントス日本人会が歓迎会を開催。サンパウロでは日系団体共催の歓迎会を文協大講堂で開催、乗員出身県の各県人会による歓迎会も催された。

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