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百周年=日本側式典の概要決まる=両陛下、皇太子殿下がご臨席=ブラジルからは百人が出席

ニッケイ新聞 2008年4月18日付け

 外務省は十七日、今月二十四日に東京で開かれる日本政府主催の移民百周年・日伯交流年記念式典の概要を発表した。
 式典には天皇皇后両陛下と皇太子殿下がご臨席になるほか、福田康夫首相、衆参両院議長、麻生太郎日伯交流年実行委員会名誉会長はじめ国会議員、同実行委員会メンバー、在日ブラジル人団体代表などが出席。
 ブラジル側からはジルマ・ロウセフ官房長官(政府代表)、連邦議員のほか、上原幸啓百周年記念協会理事長はじめ日系団体、県人会代表、自治体代表など百人程度が出席する予定。また、二十二日から三十日まで実施される「ブラジル若手日系リーダー招聘プログラム」で訪日する日系ブラジル人青年二十五人も出席する。
 式典はホテルオークラ東京「平安の間」(東京都港区)で午後四時半から開催される。出席者は両国あわせて四百~五百人程度になると見込まれている。
 ブラジル政府代表として式典に出席するロウセフ官房長官は、外務省賓客として二十二日から二十六日まで訪日。滞在中は、高村外相、甘利経済産業相、冬柴国土交通相、増田総務相ら日本政府閣僚と意見交換するほか、JR中央司令所の視察なども予定されている。


百周年・交流年=145人に外務大臣表彰=日本側10人、23日に授与

 外務省は式典概要とあわせ、百周年・交流年を記念して百四十五の個人・団体に外務大臣表彰を行うことを発表した。
 うち日本側で表彰を受けるのは、在日ブラジル人団体、ボランティア団体の代表、関係団体など、日本在住の十の個人・団体。授与式は式典前日の二十三日午後四時から外務省で行なわれる。
 日本側の外務大臣表彰者は次の通り(敬称略、カッコ以下は主な経歴、活動内容、功績など)。
◎毛利よし子〔リオ州ANGELORUM校校長、NPO・SABJA代表理事〕=在日外国人、特にブラジル人の支援活動。青少年非行化・犯罪防止のための文化、芸術交流事業。
◎石川エツオ〔浜松ブラジル協会代表、外国法事務弁護士事務所〕=在日伯人への日本語教育や無料法律相談。支援および地域社会との共生のための活動。
◎永井太郎〔在名古屋ブラジル総領事館医療担当顧問〕=在日伯人の医療相談、通訳、翻訳。岡崎ブラジル協会会長として、日本人とブラジル人の共生に向けた活動。
◎伊藤樹〔慶應義塾大学精神神経科学教室助教〕=在日伯人を中心とする中南米諸国の労働者やその家族に対する医療面でのボランティア活動。電話相談、病気予防啓蒙活動。
◎田中アルシデス・ヒデオ〔豊橋ブラジル協会会長、NPO法人日本ファミリー育成協会理事長〕=在日伯人家庭の育児サポート・通訳、子弟教育の指導。在日伯人の地域社会への適応支援・地域社会との交流活動。
◎伊藤育雄〔(社)日系インフォメーションセンター理事、(特)フロンティアとよはし代表〕=ブラジル人を中心とする日系人支援活動、生活相談等。
◎ジスキ・サウージ〔在日ブラジル人の健康と心の電話相談事業〕=電話による在日伯人の健康・心理相談。現在までに約十万八千件の相談に対応した。
◎(社)日本ブラジル交流協会〔日伯青少年交流〕=青少年交流を通じた両国の相互理解、架け橋的人材の育成。ブラジルへの研修生派遣、ブラジルから日本への短期研修生の招聘。
◎(財)日伯協会〔日伯両国友好親善、文化交流、両国事情の相互紹介に関する事業〕=移住者の渡航前支援。移住終了後は旧神戸移住センター保存・再整備活動に尽力。在伯日系団体との交流や地域社会に対するブラジル文化紹介事業。
◎在日ラテンアメリカ労働者の相互扶助・救済基金〔在日ブラジル人を中心とする困窮外国人の帰国支援〕=在日伯人を中心とする中南米諸国出身外国人が帰国せざるを得ない場合の、航空券の購入、帰国のための手続き等の支援。

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