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サントアンドレー=高崎公園に親子宰相の石碑揃う=慶祝団迎え、百周年で除幕=「これ以上の喜びはない」

ニッケイ新聞 2008年4月26日付け

 聖州のサントアンドレー日系連合会と同市役所は移民百周年を記念して、姉妹都市提携する群馬県高崎市から松浦幸雄市長ら21人を迎え、24日午前、市内の高崎公園の改修工事お披露目式と、福田康夫首相が揮毫した石碑「温故知新」の除幕式を行った。牧半治同連合会会長は「親子宰相の碑がそろうなんて本当に光栄なこと。これ以上の喜びはありません」と興奮した様子でコメントを寄せた。この機会に、高崎市が姉妹都市提携をする5都市代表がそろって「市民環境会議」が開催され、活発な意見交換が行われた。
 福田首相揮毫の石碑除幕式には、高崎市から松浦幸雄市長、丸山和久高崎市議会議長ら来伯者に加え、同市の姉妹都市代表、同市役所の関係者、地元日系団体ら約百五十人が参加した。
 松浦市長につづき、ジョン・アバミレーノ市長は、「姉妹都市が益々発展することを祈っています」などとあいさつし、石碑の除幕式が行われた。
 同碑は高さ三メートル、幅一・五メートルで「ブラジル日本移民百周年記念、日本国内閣総理大臣福田康夫、温故知新」と彫られている。その隣には、宰相の父、福田赳夫首相(当時)の揮毫による移民七〇周年記念「拓魂」碑が設置されている。
 また、同公園にある鳥居の塗り直しなどの改修工事は、同市が全費用を負担して約一ヵ月かけて行われた。牧会長は「市としてもこの姉妹都市提携を非常に重要視してくれている」と感謝する。

地球市民環境会議を開催=群馬県人会も表敬訪問

 日本移民百周年を記念して、ブラジルで開催された地球市民環境会議には、高崎市と姉妹都市を結んでいるバトルクリーク市(米国)、承徳市(中国)、プルゼニ市(チェコ)、モンテンルパ市(フィリピン)が参加した。
 高崎市はもともと各姉妹都市と文化やスポーツ交流を行っていたが、九五年に全市長が高崎市に集まったおり、九六年から地球市民環境会議を始めることが決まった。以来、毎年一回各都市持ち回りで会議が開催されている。今年は移民百周年を記念して二十三日から二十五日まで同市内で「ミレニアム開発目標・環境の持続可能性の確保」をテーマに行われた。
 今回、日本からの訪問団は二十一人。各姉妹都市からは二、三人が参加した。
 二十三日午後七時からはサントアンドレーABC協会会館で歓迎会が行われ、あいさつに立った松浦市長は、「姉妹都市の発展が未来への新たな発展に繋がるようになってほしい」と語った。
 牧会長、高崎市と姉妹都市提携締結に尽力した竹本泰二サントアンドレーABC文化協会顧問、アバミレーノ同市市長もあいさつを行った。舞台上ではサンバや日本の歌、太鼓などが披露され、参加者は賑やかな交流を楽しんだ。
 また、翌二十四日午後二時には、松浦市長、丸山議長をはじめ十一人が在伯群馬県人会(松田典仁会長)を訪れ、県人会関係者と昼食懇談会を行った。

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