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大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年6月4日付け

 アルゼンチンといえば「タンゴ」だが、広島や山口県では「アリ」らしい。原産や標本が採集されたのが、アルゼンチンだそうだが、人間にも噛み付くようで大変な嫌われ様だ。両県では、合同で対策協議会も発足、大々的な駆除態勢を作っているが、「トルコ風呂」がソープランドに改称された様に、日本に住むアルゼンチン人から苦情が出るかも知れない!?
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 ブラジルでも「NISSIN」として人気のある日清カップヌードル。チーズ味や短い麺など工夫を凝らしているが、日本では今月九日、新味「ブラリジリアン・チキンヌードル」が発売される。ブラジル風濃厚スープが売りだというが、ブラジル=チキンと結びつくのだろうか。日本で販売される冷凍鶏肉の多くをブラジル産が占めるというが…。
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 カルロス・ロッケ氏による日本文化紹介本『トロピカル国に日本の閃光あり』のランサメントが五日午後七時から、サンパウロ市リベルダーデ区ニッケイ・パラセホテルで開かれる。内容は陶芸や書道、生け花など十二の伝統文化のほか、舞踏家の大野一雄氏との未発表対談もあるようだ。

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