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親密、岐阜県とモジ市=古田知事に名誉市民証

ニッケイ新聞 2008年6月6日付け

 岐阜県からこのほど来伯していた古田肇知事、玉田和浩議長をはじめ、約八十人は、五月二十四日にモジ・ダス・クルーゼス市役所を訪問した。
 同市役所で正午頃から行われた式典では、関係者による国旗掲揚が行われた。安部順二市長は、今回岐阜県から大人数が訪れていることを「歴史的来伯」と位置付けて、感謝の意を伝えた。安部市長から古田知事に感謝状を手渡した。
 続いて、モジショッピングセンターに場所を移し、福島県人会の太鼓を見学した後、市役所主催の歓迎昼食会が行われた。
 昼食会では、最初にアントニオ・クコ・ペレイラ議長から古田知事に名誉市民賞が手渡された。なお、前日の二十三日には、モジ市と姉妹提携都市を結んでいる関市長の尾藤義昭氏に名誉市民賞が渡されている。
 名誉市民賞を受取った古田知事は「市長から感謝状を、議長から名誉市民賞をそれぞれ頂いた事に関して岐阜市民として嬉しく思う」と感激した様子で話「本日からモジ市民の一人として、岐阜とモジとの友好に繋げたい」と誓った。
 その他、安部市長、富山オリンピオ市議もあいさつした。
 モジ市の歌を参加者一同で合唱した後、昼食会が始まった。昼食会の途中には、古田知事が指揮を取り、岐阜からの来伯者たちが岐阜県民の歌を合唱。お返しに、ブラジル側はイパネマの娘を合唱して、万歳三唱を行い、大盛況のうちに幕を降ろした。

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