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大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年7月23日付け

 今回初めて南米大会まで行った女子相撲は、九八年に全伯大会が始まったばかりで歴史は浅いが、とにかく元気がある。分かってはいても、その辺を普通に歩いているような白人や黒人の可愛らしい少女が、ピッタリした半袖シャツにスパッツ(半ズボン状のタイツ)の上からまわしを締める姿は、やっぱり不思議な光景。大半が非日系人ゆえに一種のファンタジア(衣装)感覚で楽しんでいるのかもしれない。
     ◎
 開催中の大相撲名古屋場所も終盤を迎えた。ブラジル出身の三力士のうち、幕下西三十五枚目の魁聖(友綱部屋)は三勝二敗、三段目東二枚目の孝東(玉ノ井)は四勝一敗で白星先行。三段目東九十四枚目の魁ノ浜(友綱)は二勝三敗。

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