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援協診療所で人間ドック=婦人科キャンペーンを

ニッケイ新聞 2008年7月26日付け

 援協総合診療所(文協ビル内)では、八月中、婦人科キャンペーンの人間ドック(チェックアップ)を実施する。検査項目は診察、子宮細胞診、超音波検査(膀胱、子宮、卵巣、乳房)乳房X線検査(マンモグラフィー)―三十五歳以上の人をおこなう。予約が必要である。
 案内に来社した当真千鶴医師によると、HPV子宮ケイ(頚)癌は、世界的にも、ブラジル国内での発症例が多い。
 現在、子宮ケイ癌の一番の原因として知られているのは、HPV(ヒトバビローマウイルス)への感染。感染すれば、高率でガンを発症する。
 HPVは二種類のワクチンが開発され防げるようになった。当真医師は「このキャンペーンを通してたくさんの女性に新しい子宮癌の予防方法があることを知らせたい」と心情を語り「ワクチンはかかりつけの婦人科医に行ってもらうように」と促した。
 坂和三郎援協副会長(広報担当)は「癌の早期発見が将来に関わってくる」と述べた。
 料金は以下の通り(センターボ切り捨て)三十五歳までは、五百二十六レアルのところ、特別料金二百三十一レアル。三十五歳以上は七百九十九レアルが、三百五十四レアルに。予約は(11―3385―6600)あるいは直接当診療所で。

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