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国際日系スポーツ大会開幕=6カ国5百人が参加して=サンパウロ市

ニッケイ新聞 2008年8月1日付け

 第十八回国際日系親善スポーツ大会(ピラチニンガ文化体育協会主催)が七月三十一日、サンパウロ市で開幕した。三日まで、サンパウロ市やアルジャ市内で各種競技が実施される。
 同大会は、日系人を対象に、陸上や卓球、水泳など十種目の競技を実施。毎年中南米各国で開催され、今年は、百周年を記念して十年ぶりにブラジルでの開催になった。
 今回はアルゼンチン、パラグアイ、メキシコ、ボリビア、ペルーから三百五人、ブラジルから百八十人が参加している。
 七月三十一日午前から、イビラプエラ区内にあるイカロ・デ・カストロ・メーロ競技場で開会式が行われた。
 出場選手たちは、それぞれの国の国旗を持って入場。国旗掲揚、日伯両国歌斉唱に続き、各国の代表者による聖火リレーが行われた。
 重田エルゾ同文協会長は、開催できたことに対して関係者に感謝の意を表し、「日頃の成果を存分に発揮してください」と選手を激励。
 その他、ウイリアム・ウー、飯星ワルテル両下議、ペルーからの代表者の具志堅ジューリョさんたちなども祝辞を述べた。最後に山田グレブレルソン選手の選手宣誓で終了した。
 メキシコからは三人が参加した。国旗を持って入場行進した南行紀さん(20、三世)は「人数は少ないけど、精一杯がんばって、次の大会に繋がるようにしたい」と意気込みを語った。
 競技場所と開催日は次の通り。
 陸上(一~三日、イカロ・デ・カストロ・メーロ競技場=イビラプエラ)、野球(一日、ヤクルト球場)、ボーリング(四日間、プラネット・ボーリング)、フットサル(一、二日、マネー・ガリンシャ体育館=V・クレメンチーノ)、柔道(三日、アレナ柔道=イビラプエラ)、水泳(二日、アグア・ブランカ体育館)、卓球(一、二日、アレナ柔道)、バレーボール(三十一~三日、ポリエスポルチーボ=イビラプエラ)、ゴルフ(一、二日、アルジャー・ゴルフ場)。競技時間は毎日異なるので主催者まで問い合わせを。電話(11・3031・4746)、同大会サイトは(www.clubepiratininga.org.br/confra18/)。

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