ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年8月8日付け

 五十歳以上の人に高品質な海外旅行プランを提供する日本のJTBロイヤルロード銀座店が、近年中南米方面へ人気が高まっていると発表した。とくに好評なのはペルーのマチュピチュとブラジル、アルゼンチン側のイグアスの滝を一回でまわるコースだとか。そのほか、ベネズエラのエンジェルフォールやパタゴニアの氷河を訪れる十六日間コースも好評。最も人気の集中する「リオのカーニバル・チャンピオンパレード」見学を組み込んだプランを増やしている。団塊世代の定年が本格化したら、マチュピチュと〃コロニア文化遺産〃(ユバ農場とか)という組み合わせもいずれコースに入る?
     ◎
 六月の移民百周年記念式典やイベントなどにあわせてガルボン・ブエノ街のすずらん灯に取り付けられた、半分に〃割れた〃日伯両国旗の損傷が相変わらずひどい状態だ。以前の大耳・小耳欄でも指摘したが、改善されるどころかますます悪くなっているような気も。日の丸が割れるように破れた日本の国旗、片方の吊るし紐がはずれて、寂しくなびくブラジル国旗。両国の更なる友好発展を願って取り付けられたはずなのに。あぁみっともない。

image_print