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イヴォニセ・サチエ氏

ニッケイ新聞 2008年8月13日付け

 著名なバレエダンサー、振付師として活躍した日系人女性、イヴォニセ・サチエさん(二世)が十二日早朝、多臓器不全のため入院先のサンパウロ市オズワルド・クルース病院で亡くなった。享年五十七歳。生前、ガン闘病の生活を続けていた。
 サンパウロ市バレエ学校で九歳からバレエをはじめた。六八年、サンパウロ市立劇場バレエ団に入団。九〇年代には同団の振り付けなどの責任者も務めた。
 アメリカやヨーロッパ各国はじめ、ブラジル国内のダンス教室や劇場に招待され、振り付け指導にあたるなど、業界では良く知られた人物だった。
 十二日午後一時から五時まで、サンパウロ市内セルジオ・カルドーゾ劇場(Rui Barbosa, 153, Bela Vista)で一般参列が受付けられた。十三日午後五時、モルンビー墓地に埋葬される。
 母と一人の娘、二人の孫がいた。

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