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「日本移民百周年芸術展」=日伯の画家が一緒に祝う=4日から

ニッケイ新聞 2008年9月2日付け

 日伯絵画クラブは九日から十四日まで、モルンビーのクルーベ・パイネイラス(Av.Dr.Alberto Penteado,605)で「日本移民百周年芸術展」を開催する。
 同クラブは昨年四月からプレ展示会を同クラブやサンパウロ総領事館、ブラジル岐阜県人会などの協力を得て開催してきた。今回は東山農産加工などの協賛で、日系人画家十五人とブラジル人画家十五人の作品を二点ずつ展示する。
 八月二十八日に来社した画家の西尾勝典さんは、「この企画を進める過程で、ブラジル人が強い友情を持ってくれていることを感じた。ただ日本の文化を見せるだけでなく、日伯が友として一つのことをやることに、百周年を祝う意義を感じている」と話した。
 画家の深川京子さんは、「画家一人ひとりが素朴に無心で絵に向き合っているのが、展覧会に足を運べば分かると思う」と話し、来場を呼びかけた。
 午前九時から午後十時まで。入場無料。九日午後八時からイナウグラソン。当日は鏡開きや太鼓のショーも予定している。

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