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日野原重明氏が初来伯=3都市で「生き方上手」講演

ニッケイ新聞 2008年9月3日付け

 百二十万部以上のベストセラーとなった「生き方上手」で知られる聖路加国際病院(東京)理事長・名誉院長の日野原重明氏(96)が、四日に初来伯する。二、三年後までスケジュールが一杯といわれ超多忙な日野原氏。百周年を祝してサンパウロ市、ロンドリーナ、モジ・ダス・クルーゼスで「生き方上手」や「いのちの授業」と題し計五回講演する。
 著書「生き方上手」や「テンダー・ラブ」(共にユーリーグ社刊)をはじめ今やコロニアでもその存在を知らぬ人はいないほど有名な日野原氏。今回の講演はブラジル日本移民百周年記念、日伯修好百周年記念基金事業として行なわれる。
 日野原氏は一九四一年に聖路加国際病院の内科医になり、内科医長、院長を歴任。九十六歳の現在も患者回診など現役の内科医である傍らで、執筆活動や講演、メディア出演などひっぱりだこ。その知識と感性、人生哲学が人々を魅了している。
 〇五年に文化勲章受章、〇七年には日本ユニセフ大使に任命されるなど、その業績は医学界だけに留まらない。著書は二百冊に上り、平均睡眠時間は五時間という。
 「命はどこにある?心臓じゃないよ、大切な命は目に見えない。むしろ、見えないものの中に大切なものがあるんだよ」と各地の小学校で講演し続ける。
 〇〇年には、これまでの人生で知恵と経験を培ってきた七十五歳以上を集めて「新老人の会」を結成。目の回るような活躍とは裏腹に、ゆったりとした人となりが知られている。
 来伯にあたっては、七十人の支援会会員ら同行団が付き添い、十一日まで滞在する予定。講演では医者であり長老である日野原氏の、人生に取り組む姿勢に触れられるだろう。
 講演会は入場無料。問い合わせは、百周年記念協会事務局(電話=11・3309・3875)
 【講演予定】▼五日午前十時=サンパウロ日本人学校(一般公開なし)。▼五日午後三時(同時通訳つき)=客家会館(R.Sao Joaquim,460)、先着順。(第三十九回老人週間の一部)▼五日午後七時(交流歓迎会)=ニッケイ・パラセ・ホテル大ホール。会費百レアル。▼六日午前十時=メソジスト中央教会(Av.Liberdade,659)、先着順。▼八日午前十時(第十四回パラナ高齢者の集い)=ロンドリーナ(シャカラ・グラシオーザ)。受け付け終了。▼十一日午後二時=モジ文協。先着順。

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