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熊本文化交流協会=10月に創立50周年式典=知事ら130人が来伯へ=「世界もっこす大会」も開催=「記念誌へ協力を」

ニッケイ新聞 2008年9月4日付け

 ブラジル熊本県文化交流協会(小山田祥雄会長)は、同協会創立五十周年と同県人移住百周年を記念して、十月十七日に「記念式典」、十八日に「世界もっこす大会」、十九日に会合などを開催する。同会ではまた、創立五十周年、県人移住百周年を記念して記念誌の発行を計画中。案内のために本紙を訪れた小山田会長、宮村秀光同協会理事が協力を呼びかけた。
 記念式典は十月十七日午後八時から、サンパウロ州議会で実施される。母県からは、蒲島郁夫県知事、村上寅美県議会議長はじめ百三十人の慶祝団が来伯を予定している。
 その他、ペルー、アメリカ(ワシントン)、イギリス(ロンドン)、パラグアイ、アルゼンチン、ボリビアなど各国からの参加が見込まれている。
 世界の熊本県人が集う「世界もっこす大会」は、十八日午前十時から文協ビルで開催を予定。各国県系社会の横の繋がりを強くするための話し合いが行われる。午後からは引き続き同所で芸能祭の開催が予定されている。最終日の十九日にもブラジルと各国関係者の会合が行われる。
 案内に訪れた小山田会長、宮村理事は、「一人でも多くの人に参加してほしい」と呼びかけた。
 記念行事に関する問合わせは同会(電話=11・5084・1338)まで。
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 同協会では創立五十周年、県人移住百周年を記念して、記念誌の発行を計画している。
 刊行委員長を務める宮村理事は「若い人たちに手軽に読んでもらえ、先人を見習ってもらえるようなものに仕上げたい」と説明する。
 同協会の歴史、活動内容の写真や、同県出身の著名人、留学生、研修生の報告書などを日伯両語でまとめたもので、約三百五十ページを予定。
 現在三分の二が完成しているという。宮村委員長は、「熊本県人の企業や関係者の方々にぜひ協力していただきたい」と呼びかけた。
 記念誌に関する詳細は宮村理事(電話=11・8346・0585)まで。

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