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東西南北

ニッケイ新聞 2008年10月30日付け

 十月が乳ガン予防キャンペーンの月ということで、リオ市では二十八、二十九日の二日間、キリスト像の夜間照明の色をピンクにした上、乳ガンについてのパンフレット配布。毎年四万九〇〇〇人余りの発生を見る乳ガンだが、同キャンペーンに賛同したサンパウロ市のピナコテッカやクリチバのオペラ劇場でも、十月中のモニュメントの照明をピンクにしていたという。
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 二十九日にサンパウロ市地下鉄セー駅で行なわれた電気器具回収キャンペーンのアピールに出席予定だったセーラ州知事は、警察の動きが色々とあって来られなくなったとのこと。連邦直轄区と十六州の市警もサンパウロ州の市警ストに賛同の意向を表明し、十四時から十六時までの時限スト入りなど、緊迫した状況のようだ。
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 ミナス州イガラペーの農園で二十七日朝、井戸の底で作業中だった六三歳の男性が、内壁が崩れて身動きが取れなくなるという事故。水位が上がりおぼれる危険もあったため、バケツやポンプで水をくみ出す作業と並行して、崩れた岩や土砂を取り除く人、命綱を握る人など。何十人もの人が参加し見守る中、三三時間ぶりに救出された男性のにっこりと微笑む顔。涙し、手に汗握った人々の顔にも笑みが戻った。
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 サンパウロ州内の買物で「ノッタ・フィスカウ・パウリスタ?」と聞かれた場合、「シン」と言えば、納税者番号を登録した領収書を発行してくれる。この領収書をもらった人は、店が納める税金の一部を自動車の重量税割引などの形で還元してもらえるが、還元してもらえるクレジットは五年間有効。二〇〇九年の重量税での還元を希望する場合は、三十一日までにwww.nfp/fazenda.sp.gov.brでの登録と申請が必要。

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