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神戸で日伯交流アート展=レキオン州知事も出席

ニッケイ新聞 2008年11月7日付け

 【神戸新聞】日本人のブラジル移住から百年を迎えたことを記念した「ブラジル×日本 旅が結ぶアート展」(神戸新聞社など主催)が一日、神戸市中央区の兵庫県立美術館で始まった。ブラジル人美術家たちの作品が並び、来館者は日伯の文化交流を楽しんだ。十二月七日まで。
 パラナ州にあるオスカー・ニーマイヤー美術館が推薦する現代美術家三人の作品や同美術館で今年六月に催された「兵庫のコレクション展」で出品した作品のほか、県立美術館に寄贈された日系ブラジル人作家らの計百四十七点を展示している。開会式で、同州のロベルト・レキオン知事は「交流を深めていきたい」と話した。
 また、景観材の設計施工会社「フレシオンかめや」(神戸市兵庫区)が、ブラジルの木「イペー」と日本のヒノキを組み合わせて作ったアタッシェケースを同知事らに贈呈した。

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