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G20=三ツ矢大臣政務官が来伯=史料館見学「重み感じた」

ニッケイ新聞 2008年11月8日付け

 金融危機の解決策をさぐるため、日本や欧米に新興諸国を加えた主要二十カ国の財務相・中央銀行総裁会議(G20)が、八、九日の両日サンパウロ市内で開催される。同会議に出席するため日本から白川方明日本銀行総裁、三ツ矢憲生財務大臣政務官など関係者が来伯した。
 三ツ矢大臣政務官は七日午後にサンパウロ市イビラプエラ公園内にある開拓先没者慰霊碑を訪問。続いて、文協内の史料館を、栗原猛運営委員長の案内のもと見学した。
 見学を終えた三ツ矢政務官は「百五十万人の日系人の基礎を築いてくれた移民の方々の百年の重み、苦労を感じることが出来た」と感想を述べた。また、日系コロニアに対して「これから百年、二百年とブラジルと力を合わせて発展してもらいたい。〃日系人ここにあり〃とみせていただきたいし、協力できることは協力していきたい」とメッセージを送った。

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