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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2008年12月2日付け

 「昔は〃ガイジン〃と結婚するなんて考えられなかった」と年配の日系女性からよく聞く。
 今、若い世代のイベントなどに行くと、何とメスチッソ(サ)が多いことか。一説には、四世の六割がそうだという。「雑婚」の呼称も遠くになりにけりである。
 コロニアばかりではない。厚生労働省の調査では、日本で生まれる新生児の三十人に一人はメスチッソ。東京などの都市部となれば、十人に一人というから驚きだ。
 女性の相手は欧米男性が多いのかと思いきや、順位としては、韓国・朝鮮(在日も含むのだろう)、中国、そしてブラジルが三位。国際化は地域の生活レベルで浸透しているのだろう。
 同列には論じられないが、エリザベス・サンダースホームの混血遺児らが、住みにくい日本を離れ、ブラジルに移住したことを考えれば、隔世の感がある。  (剛)

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