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「日本のTVをポルトガル語で」=JBNテレビ局=百周年DVD来年発売=基金と共同で番組制作も

ニッケイ新聞 2008年12月24日付け

 日本の民間テレビ番組をポ語字幕つきで放送しているJBNテレビ局(Japan Brasil Network Television、宮城文夫、宮城ユキオ、西脇ミルトン社長)がこのほど、百周年記念協会と共同で、六月に行われた聖市百周年記念祭典の公式記録DVDボックス「世紀の祭典」を制作した。十八日に発売記念会見を聖市内のホテルで実施。あわせて、今月から同テレビ局で国際交流基金サンパウロ日本文化センターとの共同制作番組を放送することも発表された。
 今までブラジルで電波視聴できる日本の番組はNHKだけだったが、今年六月十八日の移民の日からJBN局の放送がスカイ系衛星142チャンネルで始動した。
 二十四時間放送の六割が日本の大手放送局テレビ朝日や制作会社のドラマ、映画、ドキュメンタリー、アニメ、音楽などの番組で、全てオリジナル音声にポ語字幕つき。
 ブラジルで制作される番組は、移民の歴史、日本社会と伝統、美容、食、音楽、教育、健康とスポーツ、デカセギ、ブラジルの日系イベントなど幅広く網羅している。
 現在はスカイ系衛星142チャンネルのみだが、来年からネット系ケーブルでも放送されることがほぼ決まっているという。
 基金文化センター(西田和正所長)との共同制作番組は、同センターが内容提供した番組「味覚の智恵」など。(本紙十三日付けで既報)。
 十八日の会見では武田幸子副領事、上原幸啓百周年記念協会理事長らが来賓としてあいさつしたほか、漫画家のマウリシオ・デ・ソウザ氏が、自身がデザインした百周年マスコット「チカラとケイカ」と共に会場に駆けつけた。報道陣など約八十人が訪れた。
 同プロジェクトに関わった基金の高橋ジョー氏は、「これから新しい歴史のページが開かれる」と話し、電波を通じて日本文化をブラジル全土に示すことが出来て非常に嬉しく思うと述べた。
 宮城文夫社長(52、三世)は、「新しい世代の日系人と日本とをテレビを通じて繋ぎたい」と意気込みを話していた。
 なお、番組の詳細はサイト(www.jbntv.com.br)まで。
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 DVDボックス「世紀の祭典」は四枚組(約八時間)で二部構成になっており、第一部(DVD一枚)は皇太子さまが出席したサンボドロモでの公式式典が中心。第二部は、六月にアニェンビーで行われた日本文化週間など。来年一月中旬から販売する予定。
 一ボックス六十五レアルで、以下の場所で販売する。詳細は各所まで(局番はすべて11)。◎百周年記念協会(3209・3875)。◎文協(3208・1755)。◎県連(3277・8569)。◎援協事務局(3385・6602)。◎JBNテレビ局(3796・0551)。アルモニア学園(4368・9560)。

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