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ニッケイ新聞 2008年12月25日付け

 長らく停滞気味だった県連のホームページ(www.kenren.org.br/)が新しくなった。日ポ両語で、県人会情報や関連ニュースなどを掲載。現時点では日本語中心だが、フェスティバルなどのイベント情報に加え、それぞれの県人会が情報を載せ、さらにポ語ページが充実してくれば広報効果は大きいだろう。
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 ホームページは新装したが、一方、県連代表者会議では加盟県人会中十五県人会が自前のメールアドレスを持っていないことも発表された。役員がファックス送付にかかる費用が大きいことを挙げ、「メールなら通信費も節約できる」と協力を呼びかけ。新たに覚えるのはたいへんかもしれないが、県連でも講座を開くなどしてみては。
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 全伯各地で記念誌や日系の出版物が続々と発刊されているが、サンパウロ市のブラジル日本移民史料館に送られてきていないものがあるという。日伯の研究者や新聞テレビの取材者が、まず調査をするのはこの史料館。ここにあれば、各方面から注目を浴びやすくなることは間違いなし。最近では米国からの研究者もきている。栗原猛運営委員長は「日系関係の出版物がありましたら、ぜひ一冊は史料館に寄贈してください」と呼びかけている。
【Museu Historico da Imigracao Japonesa=R.Sao Joaquim,381,Liberdade,SP、電話=11・3209・5465】

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