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2006年2月3日(金)

 一日に行われたJETROの桜井悌司さんのセミナー「サンパウロで駐在生活を楽しむには」。様々な切り口で多様なサンパウロの魅力を紹介するなかで、日系社会のイベントや各地で行われる桜まつりなども紹介、邦字紙の〃存在〃にも触れた。まさにコロニアと駐在社会の垣根を乗り越えた人材だが、三月に帰国するという。惜しい。
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 国際交流基金サンパウロ日本文化センターの吉井弘所長が三月に帰国することを受け、すでに次期所長が単身で来伯している。語学研修が目的でアラゴアス州に滞在。関係筋によると、同氏は五十代。大学でポルトガル語を学びながら、ホームステイも経験しているという。同センターの所長が当地で語学研修を受けることは極めて異例だが、「次期所長の任期は、さまざまな文化事業が予定される日本移民百周年も含む。これまで以上にポ語能力を要するため」と、関係者筋は説明している。
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 ブラジル産鶏肉の輸出が好調だそうだ。昨年は海外向けが三五%も伸び、収入も約三十五億ドルに達した。アジアで感染拡大が懸念される、鳥インフルエンザの影響だとみられる。日本は主要な輸出国。四十五万トン、約七億ドルの売上があったという。

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